今日、エレキギターを買った。
その帰り道の話。
東口にある楽器屋で購入し、西口の自宅へ戻るとき、
マルイの前の横断歩道で、向こうから自転車を押した一人の女の子に声を掛けられた。
「すみません。。。」と。
「え、なんでこんな人がいる中で自分に!?」と心の中で思ったが、
その疑問はすぐに消えた。
「イシバシ楽器に行きたいんですけど、どこですか。。?」と。
「あー、なるほど、ギターのケース持ってるからかー。」と思いながら、
「あっちのほうなんやけど、、、うーん、、、一緒に行こうか」と。
道を説明しても無事たどり着けるかどうか心配だったので、案内することにした。
無言で案内するには、ちょっと距離があるので、少し話をしようと思った。
「楽器屋さんに行きたいんだねー。何か楽器やっているのー?」
「うん、ベース。」
「べ、ベース!?すごいねー。」
「K-ONの影響かなんかでー?」
「うん。でも、わたしAKB好きだから小学校の卒業式でAKBの「give me five」をやるから、
楽譜を買いに。」
「バンドやってるってこと?!みんな小学生の仲間で!?
みんな自分の楽器持ってるの?」
「うん、ギターとベースは自分のもってて、ドラムは音楽室の借りてるの。」
「へー、すごいねー!ってか、ベースって子供用とかないやんね!?
指、届くー?(笑)」
「うん、一応届く(笑)」
「ベースはね、いとこのおじさんにもらったの」
「へー。」
とかなんとか話しながら、松屋とマツキヨの間の交番近くまで来た。
イシバシ楽器がわからないってことは、この辺の子じゃないだろうなー、
って思って
「どこから来たの?」
「板橋」と。
「えー!板橋から自転車で!?」
「イシバシ楽器に案内するのは良いけど、一人で帰れる!?」
「うん、来た道を戻ればいいし(笑)」
「そうやけど、、まぁ、ここ交番やからなんかあったら交番に聞きや!」
といいながら、
交番を過ぎたとき、
「あ!!友達だ!!」と、向こうから来る自転車の子に近寄っていった。
すると、その友達はお母さんと一緒だったようで、
「○○ちゃん、何してるの!!!?」
「イシバシ楽器に行こうと思って」
「今、行ってきたところよ。」
「ところで、この人は、○○ちゃんのお父さん!!?」
「い、、いえ、、違います、、、この子がイシバシ楽器に行きたいっていって、、、
あのその、、、」
「そうなんですか、ありがとうございます。(怪)
でも、もう大丈夫ですんで。。
ありがとうございました。。(怪)」
「あ、そうですよね。では、あとはお任せしますね。」
と言って、
小さな小さなベーシストと別れ、帰路に着きました。
確かに、友達のお母さんにしたら、
知らん人に知ってる子が連れられてたら、
怪しむし、心配するやろなぁw
よし!!
あの子もがんばってるみたいやし、自分もバンドがんばろ!!!
と思った一コマでした。
そーいや、バンドメンバー一人もいーひんやん!!!(笑)
おわり。